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セミナー情報

易経「一日一言」龍に学ぶ変化の法則

開催日平成21年6月22日(月)
テーマ易経「一日一言」龍に学ぶ変化の法則
講師有限会社竹村
代表取締役 竹村亞希子  氏
場所株式会社新東通信 8F会議室
予定時間18:30 ~ セミナー
20:00 ~ 懇親会
定員50名
費用セミナー1,000円
懇親会1,000円
備考

概要

 易経は東洋の古典の中でも最も古い書物です。
東洋思想の原点とも言われ、古くから帝王学としても学ばれてきました。

今回のセミナーでは、現代社会においてますます必要とされている「ものごとの大局を見通す洞察力や、わずかな兆しで先行きを察する直観力」を易経から学ぶとともに個々で抱えている問題を解決するための考え方を人間社会のあらゆる事象を例にあげ、ご紹介させていただきます。

  

 講師

竹村 亞希子  氏

竹村 亞希子

プロフィール

愛知県生まれ。易経研究家。 古来より帝王学とされた中国古典「易経」にもとづいて、企業の社長や管理職にアドバイスを行っており、企業経営に携わる多くの人々から厚い信頼を得ている。また、古代人の智恵の宝庫「易経」をテーマに全国の企業・官庁等で講演やセミナーを行っている。
有限会社竹村 代表取締役
NHK文化センター「易経」講師

● 著書
『人生に生かす易経』致知出版社
『「易経」一日一言』致知出版社
『リーダーのための易経の読み方』アスカビジネスカレッジ
※『リーダーの易経』PHP研究所の改訂版

● 日経オーディオブック  http://www.nikkeibook.com/ebook

  江守徹の朗読で楽しむ「易経入門」シリーズ~解説:竹村亞希子
  Part1 『乾為天』 
  Part2 『水火既済・水火未済』--創業と守成
  Part3 『習坆(坆為水)・沢水困』--窮すれば通ず

 関連リンク

占いの玉手箱

易経とは・・・

 セミナー風景

セミナー風景セミナー風景セミナー風景セミナー風景セミナー風景セミナー風景

セミナー内容

易経とは、儒教では四書五経のトップであり、帝王学の書とされました。
「時」の専門書であり、自分の置かれている立場など出処進退に関する行動の指針となるべき法則やルールがシンプルに著されています。
易経は、英語では、「Book of changes」
直訳すると「変化の書」になります。

<竹村氏資料より抜粋>

易経の意味には、3つのものがあります。

1.変易
2.不易
3.易簡

変易とは、

「この世の中にある有りとあらゆるものは、時事コツコツと変化している。変化しないものは何1つない。それは、人も、ものも、事も、組織も、人間関係も変化しないものは何一つありません。ただし、そこには、一定の不変性の法則があります。例えば、季節は、春夏秋冬は繰り返されます。冬の次に必ず春がきますが、過去の春とは違い、必ず新しい春が訪れます。
そして、夏がきて・・・
当たり前のことです。
そして、その法則を素直に知りさえすれば、とても優しくて分かりやすくて私達の人生や経営に応用するのはとても簡単です」

と示されています。

また、易経の「経」がつくのは、必ず聖人が書いてものとなれています。
今、どのような優れたものを書いても「経」は付きません。
易経は、世界で最も古い書物とされています。
ただし、読み継がれている本としてです。
例えば、「パピルス文献」と呼ばれるものがあります。
易経か、パピルス文献かと言われるほど歴史があります。
しかし、書かれている言語を使う民族が滅びてしまっておるため、解読ができません。
易経は、まだ解読が可能な書なのです。

古典のなかで、易経とはどんな特徴をもっているのか?
一般に「占いのものでしょ!!」
と言われる方が多くいらっしゃいます。
ところが、占いの仕方は書いてあるにも関わらず、解読してみると占いを否定する書物でもあると言われています。

それは、何か?

「君子占わず」

君子は占ってはいけない・・・という意味ではなく、
易経の中には、「とき」「きざし」が詳しく書かれています。
先ほどの「易経とは~~」で説明したようにその法則性が分かるため、わざわざ占いをしなくても出処進退は判断できるものだからです。
先ほど、「とき」「きざし」の専門書と説明致しました。
「とき」とは、時間だけではありません。
何年か前のことを思い出してください。苦しかったときです。
このことは、1人1人内容は違っています。
しかし、かならず、いつ、どのような問題が起きていたか、
自分はどのような立場に起これていたのかが全部混ざり合った結果、
負けた時なのではないでしょうか。

その「とき」を易経では「とき」と捉えています。
ただの時間ではありません。

時(とき)・・・時間
処(ところ)・・・場、状況
位(くらい)・・・位置、社会的地位

こういった一つのことではなく、ありとあらゆる、登場人物もいます。
あの時困ったことも段々と解決に向かっていきました
解決に向かった時とは、流れが変わった時です。

その流れが変わった後のほうがきつくなかったですか?
例えて言うのではあれば、その流れが変わった時が「きざし」なのです。

易経でいう「きざし」とは、「兆し」になります。
「萌し」という「きざし」もかかれていますが、意味が違います。

兆し(きざし)・・・信号のような合図、経済が上向きでもっとも儲かっているときにその反対となる不況の兆しが入ってくるなど
萌し(きざし)・・・春の訪れを知る、日の光りがあたり、春の植物が芽をだすなど
「平らかにして、かたむかざるものはなし」
すべてのことが刻々と変化している。変化していないものは何一つありません。

満月は必ず新月に向かっていきます。新月は必ず満月に向かっていきます
易経は、時中(じちゅう)を大事に重んじます。
「時にあたる、そのときにぴったりの・・・」という意味になります。
例えるならば、

「春に種を蒔いたら、秋には実りを得ることができます。しかし、冬の氷の上に種を蒔いたら、実ることもなく、どんなに立派な種でも腐ってしまう。」

進める時に進み、退くときに退く。

時中とは、「時」を外し、「毒」を下に付加すると「中毒」となります。

※ 例え話が多いですが、易経とは、最初から最後まですべて例え話となっています。
この例えは、自分に対してどのようなメッセージを伝えようとしているのかを探り、考えながら読むことで深い出会いや過去とのすり合わせができます。
時中とよく似た言葉あります。
「時流」です。
しかし、易経では、「時流」は認めません。
時流という現象はあります。しかし、時流を追い求めることは、時流によって滅びると言います。
時流に乗ることは、一度はあるかもしれません。
しかし、時流によって滅びることになります。

易経の中には、「吉」「凶」という言葉があります。

①吉 ⇒ 得 ⇒ 亨(すらすらものごとが通る)
②凶 ⇒ 失 ⇒ 不亨

春に種を蒔いたら、実りを得る(①)このことは、通じる話です。
冬に種を蒔いたら、実りは失われる(②)このことは、通じない話です。結果は、失われてしまうだけです。

このことは、例え話として教えられているのですが、
冬に種を蒔きたがる方が多くいます。
冬だから、焦り、上手くいかないときには焦るばかりに失敗をします。
冬だから、止まりなさいと警告されているのにも関わらず種を蒔こうとします。
結果、冬の氷の上に種をまいてしまうのです。
易経には、「節」という話があります。
竹には「節」「節目」があります。節目を考えながら進めば、簡単に進めることができます。
竹は、「悠々としなやかに伸び続けます」

季節は、春夏秋冬と繰り返されます。
にも関わらず経営や人間にだけ冬がないことはおかしいのではないでしょうか!?
易経には、「見」「観」があります。
氷山の一角をみたら、必ず見えないけど下には塊があるということは思います。知っているからです。
この場合は「見る」を使います。形になっているもの、現象に表われているものに使います。
氷山の塊は、「観る」を使います。形に表われていない、現象に表われていない、兆しをみるときなどに用います。
易経の中では、こうした「みる」から、「観えないものを見る力をつけなさい」と記されています。これは、超能力でもなく、洞察力でもなく、心眼でみるものです。察すること、察知することです。
「兆しをみる」は、「観る」を用いますが、風を観るのと同じように周りの変化をみて観ることができるのです。

先ほどの「きざし」で思い出していただいた辛いことや負けたことを思い出してください。
どうしてこんなことになってしまったのか?
今なら観ることができるのではないでしょうか!!
必ず失敗した負けた原因があります。
そして、そうなる前になんとなく胸騒ぎなどがあったのではないでしょうか?
流れが変わった、解決の道に変わった時に、この「兆し」は同様にあったのではないでしょうか?

「吉」と「凶」には、境目があります。
境目のことを「介」と言います。この「介」は鎧のことで外界と自分の身体を分けるものになります。
この「介」に「田」をつけると、「世界」の「界」になります。

吉 ⇒ 悔(後悔) ⇒ 吉
凶 ⇒ 吝(けちる) ⇒ 凶

吉と凶の間には境目があります。
何か起きたときには、吉凶どちらでもないのです。
後悔したときに、吉となるのです。
けちったときに、凶となるのです。

後悔したときに、考え方をあらためて考え、流れを変える。
これは、お金が必要なことかもしれません。
設備投資が必要なことだったかもしれません。

最初は、苦しいかもしれません。
しかし、恐れるぐらい後悔して流れを変えると、その結果、ある時を境に「吉」に変わるのです。

易経には、「陰」「陽」があります

陰には、地、夜、悪、邪、止、弱、柔、小、月、寒、女、子、息子  (-)
陽には、天、昼、善、正、動、強、剛、大、日、暑、男、親、母親  (+)

これは、便宜的に分けているだけです。必ず、陰と陽が存在します。
得意と不得意など様々です。
例えば、人間ならば長所、短所の両方を持ち合わせています。
これら対立する陰陽が、対になって作用し合うことですべての変化が生じるのです。
易経には、こうした陰陽思想があります。

「龍」は、古来からめでたいものとされてきました。
なぜか?

龍は、陽に属します。ただし、陽の特徴をすべて持っているものとされます。
一方で、陰はというと、「雲」にあたります。
必ず、「龍」「雲」は1つの存在になります。

「龍は、雲を呼び、恵みの雨をもたらす。こうして、世の中に大循環を起こす」

しかし、そんな龍も雲を呼んで雨を降らすことができない、力を発揮できないときがあります。
龍は、「六龍」と呼ばれる段階があります。

第一段階 「潜龍」
地に潜み隠れたる龍。志を抱き、実現のための力を蓄えるという段階

第二段階 「見龍」
人を見て学ぶ龍。師となる人物を見つけ、基本を修養する段階

第三段階 「君子終日乾乾」
意志を持って努力する龍。自分の頭で考えて創意工夫し、技を生み出す段階

第四段階 「躍龍」
跳躍のタイミングを計る龍。独自の世界を極める手前の段階

第五段階 「飛龍」
大空を飛躍する龍。一つの志を達成し、隆盛を極めた段階

第六段階 「亢龍」
傲り高ぶりのために失速す時代。達成に行き着き、衰退していく段階
習い事など始めたばっかりのものは、常に「潜龍」から始まります。
どんな立派な社長でもはじめてのことは、「潜龍」から始まります。
潜龍だから、若い人であるなどの考え方ではありません。

「潜龍」

潜龍用いる無かれ
偶然は必然だよといいますが、偶然のチャンスは、準備があってこそのチャンスです。
準備なくして、偶然も必然もないのです。
潜龍のときに必要なもの、それは、志です!!

確乎不抜
この潜龍のときに志を打ちだすことが重要であり、志からはじまるのです。 
この四文字熟語の原点は、易経になります。

潜龍の時には、認められないことが続きます。自信も無くなりがちになります。
そのときにこの会社は何をしていくのか!何を目指していくのか!などの志を
大きくありありとしっかりと持つことが重要です。
なぜか?
志は、ぐらつくものであり、萎むものであり、変質するものだからです。

潜龍の時には、美味しい話などは来ません。
当然です。
君子は、幾(き)を見て作つ(たつ)

これから事が起きていく。その兆しをすっと感じること。
幾 ⇒ 機
機械 ・・・ 機械仕掛けである 
機会 ・・・ ほんの一つのツボを抑えるだけで、チャンスがやってくるものです。

この機会が来たときに直ぐに行動ができるよう、準備する時期が潜龍である

「見龍」

光りは必ず漏れます。どんなに隠していても光りは漏れます。
先見の銘がある人には、かならず出会いがやってきます。

見る目がある会社や人との出会いがあります。

見る
見られる
見える
聞く
従う
学ぶ

見龍で何をすべきか!?

利見大人 ⇒ 基・型
見る力をつけなさいというものになります
まねをすることで上達がします。しかし、これは本当の実力ではありません。
そっくりまねをすることで大きな成長があります。

「君子終日乾乾」

乾とは、「陽」を指し、前に前に行動すること意味します。
それを創意工夫することが重要です。

毎日毎日、いつも前に進むこと。
しかし、1日に一度寝る前に、恐れるがごとく反省する時間を設けることが大切です。
本当にあれでよかったのか?

こうすることで、気づきが生まれ、アイデアが生まれます。
何かをものにしようとするのであれば、継続することが重要です。

「躍龍」

或躍在淵
飛龍のシュミレーションをしながら、飛龍に繋げるための機会を図ります。
幾を読みます

「飛龍」

飛龍在天
何をやってもうまくいきます。
しかし、失敗することもあります。
失敗をも成功へと繋げるものを持っています。

「亢龍」

上へと上へと昇っていきます。はじめは、謙虚だった人も、感謝していた人も
変わっていきます。
すると、雲は下のほうにいってしまい、雲を呼べなくなった龍は、雨を降らせることもできなくなります。
そして、龍には、「逆鱗」が存在します。
牙をむきます
雲は、逆鱗を知っているため、離れていきます。

このことは、陽が強いがためにおきる現象です。

利見大人

この時の大人とは、飛龍以外のすべての人やものです。
これらの信号を送ってくれる人、ものは飛龍にとって大事なものです。
こうした大事にする態度。

陰の作業とは、聞く力です。
人を育てることになります。

急激な変化は、小さいです。
緩やかな変化は、自然な感じです。
後継者や時代を担う人を育てること
自分のメッセージを伝えること
是非、希望を与えて下さい。

この記事へのコメント (1) RSS

  1. 武井貞善(Comment)

    メールありがとうございました。うっかりしておりました。会場は名古屋ですね。だとすると伺うことは出来なくなります。申し訳ありませんでした。  

    > 是非、名古屋にお越しの際はお立ち寄りください  株式会社ニコム 佐藤

    2009/6/14 日曜日 @ 11:52:35

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