アメリカ高齢者施設視察ツアー2012
~ 複合型高齢者施設CCRC
(Continuing Care Retirement Community)と
大学連携型老人ホーム(カレッジリンク型施設)
■ アメリカの高齢者事情
アメリカの高齢者ビジネスには、これからの日本の高齢者ビジネスを担っていく者としては、学ぶべき点や参考になることが多くある。
それは、日本同様にアメリカの高齢者ビジネスがサービスとして提供されていることが大きな理由に挙げられる。
また、平成24年度介護保険改定では、「できる限り住み慣れた地域で在宅を基本とした生活の継続を目指す地域包括ケアシステムの構築を推進する」とされているが、一方で昨年10月20日に施行された改正高齢者居住安定確保法(高齢者住まい法)では、介護や医療が連携して入居者にサービスを提供する「サービス付き高齢者向け住宅」が創設され、いわゆるこれまで自宅にお住いであった方へのサービス提供ではなく、サービスが付加された高齢者向けの住宅に移り住まれた方へのサービス提供に変遷する中で、アメリカは、在宅介護よりも施設介護の方が多く、歴史が古いため、様々な取り組みが先行して取り組まれている事からも見るべき価値がある。
さて、現在のアメリカの高齢者事情についてですが、65歳以上のアメリカ人高齢者の割合は、総人口30400万人の12.8%(約3900万人)、75歳以上の後期高齢者の割合は、6%(約1800万人)である。
[2008年時点] 日本同様にベビーブーマー世代の高齢化に伴い、高齢者の住宅とケアの課題に関心が高まり始めている。
先ほど、“サービス付き高齢者向け住宅”を取り上げたが、アメリカでは、“サポート付き住宅”が発展してきており、サービス内容としては、食事、送迎、掃除、身体ケアなどのサービスが付いている集合住宅であることからも形態は良く似ている。
今回の視察でも予定している継続ケア付き定年退職者コミュニティCCRC(Continuing Care Retire mentCom munity)もその一つである。
ただし、CCRCは、低所得者向けの住宅とは違い、米国の高齢者施設区分であるIL(Independent Living)、AL(Assisted Living)、NH(Nursing Home)の機能を同一敷地内で加齢とともに進展する健康状態に合わせ、その時々に必要なサービスを享受することが可能な施設になる。
続いて、今回の視察のもう一つの目玉であるのが、“カレッジリンク型”施設である。
介護が必要な高齢者、必要になるであろう高齢者に目を向けがちであるが、高齢者が所有するエネルギーは計り知れないものがある。
これまで培ってきたノウハウを持った「人生の達人」でもある。そんな達人がどのように現役後の人生を送り、そして最期を迎えるのか、その答えの一つが生涯学習である。
今回の視察先のアメリカは、まさにそのモデル国でもある。
アメリカの大学で、リンク型シニア・コミュニティの創立が始まったのは、90年代に入ってからである。
有名な大学としては、スタンフォード大学や、フロリダ大学、ジョージア大学があるが、特徴があるシニア・コミュニティがラッセル・カレッジである。ラッセル・カレッジには、CCRC施設があり、60居室が確保されている。必要に応じて洗濯などのサービスが受けられる。高齢者は、学生に混じり一緒に授業が受けられる。勿論、図書館やフィットネスの利用もできる他、大学が主催する芸術の祭典やスポーツの試合なども参加できる。
そして、この施設の最大の特徴は、こうした授業やイベントが年間少なくても450時間の教養科目として提供されており、その他にも研修旅行やバラエティに富んだプログラムが準備されていることである。
大学の精神は、「人生を卒業するまで学び続けられる」である。
前回、我々も初めてカレッジリンク型施設を視察したが、これまで持っていた高齢者施設の概念とは全く違うものがあった。
宇宙工学博士、名のある画家など自分の持っているエネルギーを今ある人生を満足させるために惜しまなく出されている。
是非、今回の視察では、大学とリンクするシニアビジネスの可能性と限界を熟考することができる機会としていきたい。
最後に今回の視察先は、知的欲求が高く、一定の所得水準以上の高齢者をターゲットとしたシニアビジネスである。
今後の日本の高齢者ビジネスを考察した場合、「高齢者社会の進展」「大学間競争の激化」「豊かな老後の実現」とアメリカがCCRCを勃興した背景と同様であることが分かる。
これまで、日本の数年先行くアメリカ高齢者事情があると聞いているが、皆様の高齢者ビジネスに必要なスキームを見出していく視察になれば幸いである。
■ 視察先候補の紹介 「シャノンデル・アット・ヴァレー・フォージ」(CCRC)
フィラデルフィアから北へ車で30分。
50年前は牧場であった緑豊かな17万坪の敷地に、最終人口2400人が暮らす大規模CCRCである。
数多い米国の富裕層向けCCRCの中でも最も美しく、快適で、全てが揃い、不況の中でも入居が停滞しない成功施設になる。
その理由は、ほぼすべての要素が期待以上のレベルにあることであり、立地が大都市フィラデルフィアから車で30分であり、全米最大のショッピングセンター、キングオブプロシアも近い。
その他、このホームは、森の中にあり、敷地も住宅も広々としていながら途方に暮れる程大き過ぎないのも良いとされる。倶楽部ハウスも全米で最も美しさと機能性を見たすデザインである。
■ 視察先候補の紹介 「ラッセル・カレッジ」(カレッジリンク型CCRC)
敷地面積50エーカーのラッセル・カレッジは、マサチューセッツ州ニュートンの静かな郊外住宅地に囲まれた大学になる。
ここから大都市ボストンまでは、直通電車でわずか30分、距離にして約10km。落ち着いたたたずまいの本校に一歩足を踏み入れれば、そぞろ歩きにはもってこいの並木道、緑豊かな木々、魅力的なヴィクトリア朝様式建築の校舎が特徴的である。このような場所にある施設だが、現在も100人以上の待機者がいるほどであり、利用者と学生が共に楽しむ風景がそこにはある。
学生としても人生相談者としてもある利用者の活き活きとした生活は、老化率を抑え新しい楽しみを提供している。
(1) 旅行代金(550,000円程度)に含まれるものは次の通りです。
1.航空運賃 裏面日程表に記載された区間の航空運賃(エコノミークラス)
2.宿泊料金 現地における宿泊料金
マサチューセッツ州ニュートン(ボストン)近郊宿泊予定
ペンシルベニア州フィラデルフィア近郊宿泊予定
ニューヨーク州ニューヨーク近郊宿泊予定
3.食事料金 朝食6回、昼食5回、夕食6回を予定
4.裏面日程表に記載された利用交通機関の料金
5.視察料金 専用バス/通訳/ガイド料金など
6.団体行動中のチップ・税金並びにサービス料
7.手荷物運搬料金 お一人さま一個(航空会社規定内)
8.視察先手配料
9.視察先ドネーション
10.渡航手続き手数料
11.各国空港税
(2) 旅行代金に含まれないものは次の通りです。
1.超過手荷物運搬料金(航空会社の規定を越える分について)
2.クリーニング代、電報・電話代、飲食代等個人的性格の費用
3.旅券印紙代、査証代及び予防接種等の費用
4.お一人様部屋利用追加料
5.海外旅行傷害保険料
6.キャンセル料(注:現地セミナー料金は主催旅行会社のキャンセル基準と異なります。)
7.燃料サーチャージ
8.その他(1)に含まれない一切の費用
(3) 米国入国に際して「電子渡航認証システム(ESTA)」の申請が必要になります。
お持ちでない方は、ご希望により近畿日本ツーリスト(株)で登録の代行業務を行っております。
また、申請時には、一人あたり14米ドルが課せられます。
(4) お申し込みは別紙申込書に必要事項をご記入の上、株式会社ニコム宛に
FAX:052-968-2070 または ご郵送願います。
お問合わせは(株)ニコム(担当:秋田・佐藤)まで
TEL:052-968-2071
(5) お申込を受付しましたら、後日、近畿日本ツーリスト株式会社より詳細をお知らせ致します。







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