介護サービスにおけるトップマネジメント ―プロセス型経営戦略
経営戦略に最初から完璧なものは無い。走りながら行う。介護保険制度と同じく「走りながら・・・・」である。
こうしたプロセス型経営戦略の視点から重要なことを挙げてみたいと思います。
「経営理念」「運営方針」の共有
「経営理念」→ ご入居様のあるべき人生を常に想う
をスタッフ全員で共有しています。吉村さんは、半日の3時間を使い、新しく入ったスタッフの方に説明をしているそうです。
では、ここでの理念、「ご入居様のあるべき人生」とはどんなことでしょうか?
例えば、認知症はなく、元婦人会長の女性の利用者の場合を紹介します。
骨折して入ってきた方ですでに歩ける状態です。ただし人に会おうとしません。大抵の場合、スタッフは、「服を着替える」「化粧をする」といった対応をしようとします。これは、手段の一部で本当の目的ではありません。では、この女性の本当の幸せとはなんでしょうか?実は、婦人会長であったこともあり、人前でお話ししたりすることでわくわくするはずです。。そのためにお風呂に入ったり、着替える、化粧をするといったことを考えていくことが結果的にあるべき人生となるのです。
「強み」と「弱み」の明確化、施設コンセプトの明確化
グラード名古屋駅前の弱みは何かを考えます。いろいろな対策や取り組みをしても退職していく方がいます。25%の方が辞めてしまう。
「CS」「ES」「MS」の統合目指して
CS=Customer Satisfaction
ES=employee Satisfaction
MS=Management Satisfaction
CSの向上によって得た利益をMSで活用するのではなく、更にESを上げることでCSを上げることが重要
→納得性が必要
「権限委譲」と「中間管理職」
「リーダー」「主任」こそがマネジメントの主人公になれるような運営体制をとっています。
TOPの考え方や想いを理解していただき、権限を委譲することが重要です。
<グラードの特徴>
3F 療養型病床
4F 療養型病床
5F ケアハウス
6F 認知症
と混合しない施設配置であるためフロアリーダは12名のGHを任せているような体制となっています。
スタッフ全員のミーティングでなく、フロアーごとに問題解決を図っています。
参考になる書籍紹介
論語と算盤 「右手に算盤、左手に論語」(渋沢栄一氏)
経営など重要であるが、規範などを忘れてはいけない
「人生・命に関わる仕事」(小説「本田技研」から








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