1月30日、
講師に知覧特攻平和会館の初代館長である板津 忠正氏をお招きし
「特攻隊の真実」と題してセミナーを開催いたしました。
板津氏は知覧特攻平和会館の初代館長であると共に
そこに展示されている遺品や遺影のほとんどを長い年月をかけて
一人で集められました。
「風立ちぬ」や「永遠の0」など
戦争に関係した数々の作品が今もなお世に送り出されています。
物語のように美しいお話ばかりではないだろうと心して講演を拝聴しましたが
実際に特攻で飛ばれる直前に撮影されたという
お写真を見て、そんな思いは吹き飛んでしまいました。
屈託のない笑顔からは「死」や「恐怖」をまるで感じませんでした。
その快活な笑顔の理由も板津氏に丁寧に説明していただきました。
―「無理矢理、笑顔にさせられたんだ」という人がいます。
ですが、この写真を見て本当にそう感じますか。―
板津氏の言葉ひとつひとつに
セミナー参加者の方は熱心に耳を傾けていました。
当日、会場には154名の方がお越しになり
そのうち152名の方よりセミナー参加費として1,000円をいただきました。
(小・中学生:無料)
みなさまからいただいたセミナー参加費用は
全て第60回知覧特攻機地戦没者慰霊祭に寄付いたします。
どうぞ、みなさん
知覧に足を運び風を感じてみてはいかがですか。
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