4月23日、
元 千代田化工建設株式会社 常務取締役・海外営業本部本部長の山田 将博 氏を
講師にお招きし、「中東とイスラム」についてご講演いただきました。
セミナーは
サウジアラビア(中東を代表する国)で
朝起きて最初にとるべき行動とはなにかという3択クイズからはじまりました。
①靴やスリッパを手にとって振ってみる
②手足に軽く水をかけて清める
③メッカ(聖地)の方向に向かって一礼する
みなさんは何番が答えだと思いますか?
…正解は①です!
というのも、サウジアラビアでは靴やスリッパ等にサソリが入っていることがあるからだそうです。
みなさんも中東に旅をされることがありましたら
サソリにはお気をつけ下さい。
クイズから始まり、宗教の話へと講義は発展していきました。
「宗教」が生活に根付いていない日本で暮らす私たちには理解することは難しいかもしれません。
ただ、知識として相手が信じる宗教に対して敬意を払うことは必要であると山田先生のお話を聞いて感じました。
中東の方と仕事で関係する場合には相手の礼拝や断食には理解を示し、自分のできる範囲で協力することで
相手も私たちに何かしらの理解を示してくれることでしょう。
「知らない」ことで
相手に不快な思いをさせることは
私たち日本人のもつ「おもてなし」の精神からは、はずれたものになります。
中東では生活のほとんどに宗教が根付いています。
私たちはそういった生活に対する知識を持ち、理解しようとすることが
大切なのではないでしょうか。
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