オーナーズエンジニア(設計コンサルタント)のニコム

セミナー情報

高齢者ビジネスアメリカ視察ツアー

開催日2007年11月25日(日)~12月1日(土)
テーマ米国発セカンドライフの最新動向と方向性を探る
講師11月29日最終日セミナー予定
米国法人MRG Associates,inc
代表取締役  森永知美 
場所America_Phoenix & Los Angeles
予定時間
定員締切りました
費用約50万円
備考提携先旅行会社 : 近畿日本ツーリスト(KNT)

施設写真: Sun City West  - The Fran and Ray Stark Villa

The Fran and Ray Stark VillaMotion Picture And Television財団が設立したコミュニティの中の1つがフラン・アンド・レイ・スターク・ビラになる。この財団の施設は、ハリウッドの映画関係者のみが入居可能な施設となっており、当時のチャーリー・チャップリン氏などの俳優の寄付を募り設立された。40Acre(48,900坪)と広大な敷地を購入し、現在までに半分まで開発が終わっている。今回、視察したフラン・アンド・レイは、アシステッドリビングの施設になり、この施設以外にもインディペンデントリビング、ナーシングホーム、アルツハイマーなどの一般にCCRCと呼ばれる展開をしている。現在の待機者数は、6ヶ月以内では、約100人。3年以内に希望されている方は、400人と関係者だけでもこの人数であり、また、ハリウッドの映画業界の大きさも実感する。
この施設の入居費用だが、月々7000ドルと高額である。だが、今回の視察で見てきた施設同様、ドネーション(寄付)の仕組みがあり、「入居する必要のある人」であれば大半はカバーされるようである。

The Fran and Ray Stark Villa このフラン・アンド・レイは、同敷地内の戸建て住居やカップル用住居とは違ったモダンなつくりである。また、この施設もドネーションによって設計されており、ジェフリー・カッシェンバーグ氏の多額の寄付で建てられた。このジェフリーは、スティーブン・スピルバーグと共にドリームワークの映画会社を作られた方で、以前はディズニー映画の制作のTOPにいた方である。

The Fran and Ray Stark Villa財団が設立した当時からあるインディペンデントリビングの住居である。1Kサイズで、簡単なつくりになっているが、引きこもりの生活にならないように庭側が全面窓になっており、開放感がある。先ほどの施設でも、談話室など一切仕切りの扉を設置していないのもここの特徴である。

The Fran and Ray Stark Villaこの敷地内には、さすがというべき映画館がある。ここの映画館では、最新の映画が上映され、上映するとレッドカーペットへの道が開けるといった説もあるようである。勿論、この映画館もMGMの創設者ルイス・B・メイヤー氏の寄付によって建てられたのである。MGM社とは、映画で良く目にするライオンが吠えているロゴの会社である。

The Fran and Ray Stark Villa このホールも寄付で建てられたものである。こうした空間が必要ではないかという声からワッサーマン氏が寄付している。彼は、ユニバーサルスタジオの創設者である。照明などが特徴的であり、こうしたアフターメンテもまたボランティアで映画関係者のプロの手によって管理されている。

The Fran and Ray Stark VillaThe Fran and Ray Stark VillaThe Fran and Ray Stark Villa
1000万ドルの寄付で建てられたフィットネスセンターである。施設内には、最新の設備が用意されており、一人ひとりにあったプログラムが組まれたフィットネスマシーンで体調の管理を行っている。「technologyM」と呼ばれるこのシステムは、イタリア製でここLAXでも数台しかないマシーンである。

 ※ 数枚のみの紹介となっています。写真をご覧になりたい方は、ご連絡下さいませ。

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