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山口県・夢のみずうみ村視察①[レポート:明石]

「おはようございます!」
「こんにちは!」
施設を見学している最中に
施設を利用している方々から、すれ違う度に積極的に挨拶をされた経験はありますか?

先日、山口県山口市・防府市にある
夢のみずうみ村・デイサービスセンターに視察ツアーに行きました!

夢のみずうみ村は
「自分のやりたいことは自分で決める」という当たり前のことを
介護保険事業所でもできるという取り組みを全国に先駆けて行った事業所です。

施設を案内してくださるのも施設職員ではなく施設の利用者です。
彼らは私たちを案内することでYUME(ユーメ)という施設内通貨を稼いでいます。
この施設内通貨は朝のバイタルチェックや
今日、自分が施設で何をするかどうかを決めて稼ぐのはもちろんのこと
「施設内では車いすを使わない」という目標をたてること
その目標を自分が定めた期限内に達成すること
歴代の横綱を全て覚えること等、様々な方法で得ることができます。

このYUMEは夢のみずうみ村銀行に貯金することもできれば
パン作りやマッサージ、カジノ、釣り、映画鑑賞など施設内のレクリエーションで
使用することができます。

自分のやりたいことを、やりたいときに、やりたいようにして
過ごせる施設だからこそ利用者様方も活き活きと過ごしています。
だからこそ施設利用者が自発的に積極的な挨拶ができるのではないでしょうか。

また、施設内は「バリアアリー」という言葉に則り
急な階段、手すりのない長い廊下やイス、傾斜などがあります。
施設内は大小様々な物が至る所に置かれています。
施設利用者は各自一つずつタンスの引き出しを割り振られています。
しかし、登録利用者数だけでも数百人、毎日平均130~140人の方が
利用する施設なのでタンスだけでも数えきれないほどあります。

次回のニコムの日記では
施設職員さんの働き方についてご報告いたします。

施設内のカジノです。この時間を楽しみにしている利用者の方も多いです。
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施設内にあるプールです。プール体操の時間は20分間、プールの中で思い切り身体を伸ばします。

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施設内で唯一手すりのある階段です
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