2月18日、
岐阜薬科大学 教授の北市 清幸氏を講師にお招きし
「くすりを知ろう:薬剤師が語るくすりの秘密」セミナーを開催いたしました。
ところで皆様、おくすり手帳はお持ちでしょうか。
もし、ご自身に
・目が痛い
・胃が痛い
・歯が痛い
という症状が同時にあらわれたとき
これらの症状では眼科、内科もしくは胃腸科、歯科と
3種類の病院に行きませんか。
この際、3種類の病院で、
それぞれの症状に合った薬を購入することになるかと思います。
さて、ここで北市先生は問題提起をされました。
「くすりの重複はないですか?」
痛み止めや胃を保護する効果のある薬の重複等があるかもしれません。
このように思わぬところで
本来1つで済む薬を2つ、3つと服用している可能性というのは
誰にでも起こり得るのです。
北市先生がおっしゃるには
お年寄りの方が入院する際に
「普段飲まれている薬を1週間分もってきてください」というと
多くの方がスーパーのレジ袋が
いっぱいになるほどの薬を持参されるそうです。
その中にはもちろん
効果が重複した薬もあり、薬を確認することで
「たくさんの薬を飲む」という本人負担が減り
「薬を飲むことを忘れないように」と呼びかける家族や介護者の負担が減るそうです。
そのためにも、薬を一元管理することが可能な
おくすり手帳は非常に重要な役目を担っているのです。
みなさま、病院にいかれる際には
是非おくすり手帳をご持参くださいね。
※ おくすり手帳は薬局の薬剤師さんに相談すると、手に入ります。
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